FNSドキュメンタリー大賞

FNSドキュメンタリー大賞「僕らが見つけた音と光〜盲学校のアンサンブル〜」をみました。音楽指導のありかたについていろいろ考えさせられました。

一番の印象は読売日響の先生がとても暖かく感じられたことでしょうか。


子供の能力を発揮する過程がもっと楽しくてもいいのかなと思うことがたびたびある。
とくに部活動においてです。かかわりのある中学のバレー部の先生なんて生徒を泣かせることは日常茶飯事らしい。(しかしバレー部の生徒にも人気のある先生らしい)


泣くまでやらなければ得られないものがあるのでしょうか。


番組からは音を楽しむと言うよりは追求することに撮影の主眼がおかれており、コンクールにむけた音楽を作っているかのようでした。

金賞校の生徒は一生音楽とかかわって他の人にも音楽の面白さを伝えていってほしいと思うけれど、多くの場合「過去の栄光」となることが多い。
金賞をとった彼らはこのコンテストの後音楽を楽しんでいくのだろうか。
画面を見ていると彼らは金賞をとることで音楽をやり遂げたかのように思えてならない。
あの子供たちはとても素直で魅力のある人たちなので他の人にも音楽の楽しさを伝えることができる人であるからこれからの彼らの音楽生活に期待したい。


部活動では一生音楽を楽しんでいく人材を育ててほしいと望みます。


それはそうとコンクールで演奏中にナレーションを入れたりしないでほしかった。音楽にかかわるドキュメンタリーとしてどうなんでしょうか。